会計事務所と子ネコ
会計事務所には、税理士のたまごがごろごろといます。税理士をめざしたが、試験に受からず、税理士を断念した人もたくさんいます。税理士試験に合格するのは、やはり頭の良さがいります。毎年、税理士試験を受けていても、なかなか合格しません。何年間も勉強をし続けるということは、本当に大変なことです。あとから入社してくる若い人たちが、税理士試験に合格をするのをみていると、どんな気持ちになるのでしょうか。一応はおめでとうと祝うのでしょうが、内心はうらやましくて仕方がないのでしょう。自分のふがいなさに泣けてくるかもしれません。いつの時代でも会計事務所への就職は人気があるようです。しかし残念ながら求人が少ないのです。そこでこれから会計事務所へ就職したいと思っている人へのアドバイスです。簿記は必ずしも必須条件ではありません。就職して働きながら資格を取ればいい、という所が多いようです。もし資格を持っていたら、資格手当がつく場合もありますが、日商簿記2級以上からが一般的でしょう。今はIT会計になっているので、大抵の人は慣れればすぐに事務をやれますので、あとはアタックあるのみでしょう。
自宅から5分ほど歩いた場所にある会計事務所の前で、小さなネコが死んでいた。大きさからすると、どうやら子ネコのようだ。バイクにでもはねられたのだろうか。ネコ好きの私は、やりきれない思いになった。生きていれば、楽しいこともあったろうに。親ネコは、きっと悲しんでいるに違いない。私は子ネコの亡骸を両腕に抱え上げ、自宅へと引き返した。自宅にある小さな庭に亡骸を埋め、静かに手をあわせると、どこか遠くでニャンという鳴き声が聞こえたような気がした。今は、会計事務所も営業をするようになったようである。最近、ハガキやら電話やらが複数の会計事務所からやってくるようになった。日本の人口が増えない中で、税理士や公認会計士の登録者数は増えているのであるから、パイの奪い合いも、当然と言えば当然のことなのであろう。というよりも、今までが営業をかけなくても商売になったという異常な状態であったのである。そのことに気づかなければ、顧問先が少しずつ減っていくことになると思う。